株式会社アルク沖縄
代表取締役 安西 祐子
〒901-0152
沖縄県那覇市小禄1831番地1 産業支援センター506-6号室
とうはらマンゴー園のマンゴーを化粧箱にてお届けします。八重瀬町は美味しいマンゴーを作る産地として高い評価があります。アーウィン種であるアップルマンゴーは甘く、風味豊かで一口食べると幸せな気分になります。
完売御礼
2024年出荷分は完売致しました。
誠にありがとうございます。
アップルマンゴー(アーウィン)の旬は、6月下旬から8月上旬です。しかし、ハウス内をボイラー等を利用して、加温することで3月から5月にかけて収穫が可能です。加温のメリットは、高価格で販売できることにありますが、とうはらマンゴー園では、灯油を使用するボイラーは取り入れず、暖かい沖縄の気候を活かした、環境に優しいマンゴー栽培にこだわります。
ビニールハウスで栽培する理由は、開花期の低温対策と、雨風からマンゴーを守るためにあります。沖縄県では、収穫時期前後は、雨季、台風シーズンと重なり、1月から3月までの開花時期には、低気温となり、雨に打たれると受粉率が極端に落ちます。5月から6月にかけての雨季には高温多湿となるため、病気が発生しやすくなるので雨を避け風通しをよくします。5月から10月までは台風襲来の時期です。台風対策には余念がありません。
雨風、台風に堪えたビニールは数年の寿命です。新しいビニールに張り替えたあとの使用済のビニールは、環境保全のため、リサイクルセンターで再生処理してもらいます。
沖縄県の平均気温は、23℃と言われていますが、寒い日は15℃以下になることもあり、暑い日は、30℃を超えることもあります。ハウス内の温度は20℃から28℃位がマンゴーの成長にちょうどいい温度です。湿度にも気を付けなければならないため、ビニールの開閉も気の抜けない作業です。
マンゴーの開花は1月から3月にかけてです。受粉の時期です。受粉にはミツバチかハエを放ちます。ミツバチは、イメージがいいのですが高温に弱い性質があります。熱帯地方原産のマンゴーは、独特な匂いを放ち、高温湿地でも活躍するハエを呼び寄せるということです。マンゴーがハエを呼んでいるのです。そこで、マンゴー栽培には、ハウス内で奇麗なハエを育てる自家培養技術が必要ということになります。受粉の時期に間に合うように、慎重に準備を進めます。
マンゴーは、青々と茂り生き生きとした樹に、美味しいい実がつきます。そのためには、木くず、枯葉等の有機質の施用、防草シートの利用、早期の害虫防除・駆除、少量多回数の水かけ等で樹の勢力維持を保ちます。
年に一度だけ真っ赤な実をつけるマンゴーですが、年間を通して丹精込めた作業は続きます。沖縄の夏の太陽の日差しをたっぷりと浴びながら、だんだんと赤く色づき、甘くなっていくアップルマンゴー。「やっぱり、とうはらマンゴー園のマンゴーは、風味があっておいしい」と言っていただけるようなマンゴーつくりを目指しています。
取締役農園長 當原 卓